四代目・印鑑・はんこ彫り職人


by art-hans
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別府市美術館

お正月の美術館怖いほど静かだった。1月5日の別府市美術館での

ことです。別府市美術館は北九州出身の故佐藤慶太郎(石炭王)の寄付金を基金として

設立されました。

市内には篤志家として慶太郎が残した病院もあります。

当館の設立は「温泉で体を治し、美術で心をいやして欲しい」という

慶太郎の夢でもあったのです。

その夢に賛同した多くの作家が、戦後「東洋のナポリ別府に美術館ができ、

作品が展示される」と快く作品を提供して下さった様です。

常設展示のみで、明治から昭和初期の時代にかけて活躍した安井曽太郎、

梅原龍三郎、福田平八郎、小磯良平、朝倉文雄の作品や

富永一郎、宇治山哲平、片多徳郎、江藤哲などの郷土大分県を代表する作家の作品を展示。

別府湾に沿って建てられている美術館は波も荒く一階ロビーから見渡す景色は

怖いようでした。 受付にいくと70歳になられますかといわれるので

はいというと、無料ですとの返事。福山は市民のみ無料ですが別府はおおらかです。

誰もいない館内を静に見て周り二階の会場にいたとき人の気配がするので

後ろを向くと女性がすーっとたっておりぞーッとしたしだいです。

人のいない美術館って怖いですねー。071.gif

一通り見て回った後ロビーで海を見ながら休ませてもらいました。

静かな美術館でのひと時。

別府市美術館_a0072623_9422733.jpg

印鑑 高野耕石堂 HP

ハンコ 高野耕石堂 HP   はんこ 有限会社タカノ HP

Since1880 高野耕石堂 五代目 はんこ屋(INKAN/HANKO city of Fukuyama) 店長の ブログ

by art-hans | 2014-01-09 09:09 | 美術館